ブース、いつも何か物足りない…

出展の度に、一番頭を抱える「お店づくり」の話。

今までお店に使う什器(商品を陳列するために必要なディスプレイ用品)は、「シンプルな形で色はできるだけ主張しない白や木目調のもの」にこだわっていました。

理由は絵を引き立たせて、「絵の中の物語」をじっくり読んでを感じて欲しかったのです。
見やすくなるような什器を新調しては「今度こそ空間全体で絵が引き立つはず!」と意気込み… 結果、しっくりこない。
唯一、お気に入りの家具屋さんに『こんな感じのものを作りたい』と、オーダーメイドでつくってもらった白の卓上の棚でキレイに陳列できるようになったのですが、ひとつ変えたところで、全体と馴染まず、寄せ集め感…(写真参照)

 

 

何か物足りない…

 

そんな事をお友達作家さんの『かえる君』に話をしたところ、「相談にのるよ!こんなのあったらいいのに!というのを絵にしてみてよ!」と心強い一言✨でPOWER SEEDオリジナルの什器を作っていただきました!

『かえる君』と仲良くなった経緯を少しお話すると、実は私自身が『かえる君』の作品のファンでした。出展されているクリエイターさんにはあるあるですが、イベントに参加する醍醐味の一つは、自分もお客になれる事。

初めて『かえる君』のお店に出会った瞬間、お店全体がすでに大きな作品のように感じました!ブースの中に入って見ると、「どの作品も可愛い!庭に飾りたい!」と次から次へと目移りしてしまうほどの作品の数々!そしてよく見てみたらディスプレイされている什器も手作り!「お店までオリジナルっていいな!」って思いました!

今思えば、この時点ですでに「自分のやりたいお店作り」に気づいていたのですが、それに気づくまでの物語は次回のブログで。